金哲彦『走る意味』

走る意味―命を救うランニング (講談社現代新書)

走る意味―命を救うランニング (講談社現代新書)

金哲彦さんの伯父はあの有名な、高史明さん。血は争えないのか文章がうまい(ちなみにお兄さんは某有名フレンチレストランのシェフ)。彼の在日コリアンとしてのプライド、生活史、そして走ることの哲学がわかりやすく書かれている。マラソン好きとしても、研究目的でも読める一冊。走ること、それは人生である。